処理方法の比較
機密文書の処理方法は、国内では主に焼却・裁断(シュレッダー)・溶解の3種類で、以下のように比較することができます。
焼却リサイクルの観点から資源の有効利用がなされない。(コスト高)
裁断(シュレッダー)リサイクル率の低下に伴い、シュレッダーされた物の取扱い(量の増加、保管場所の確保)が大変な上に処理時間が掛かる。
溶解処理焼却、裁断(シュレッダー)と比較すると、リサイクル効率が高く、処理時間が早い。また、処理費用(ランニングコスト)が安く済む。
そして、立会(現認)することで安全、安心が得られる。
機密書類分別基準
文書保存箱は木下紙業では開けません。
分別はお客様におまかせしています。
原則
機密文書(書類)等は、排出事業者において機密か否かを決定されるべきもので、処理業者が決定はできないものです。
ただし、文書(書類)等の中に紙製原料として使えないものが混入していますと再生できませんので、再生に適さない禁忌品は必ず取り除いて下さい。
以下のものは再生に適さない禁忌品です。必ず取り除いて下さい。
紙以外のもの
- 粘着テープ、ワッペン、シール等の粘着物
- セロハン、ポリ袋、ビニール、発泡スチロール、ファイル等のプラスチック製品
- 金属クリップ、ファイルの留め具(金属、プラスチック)類
- 布製品、不織布、ガラス製品、アルミ箔等の紙以外のもの
紙類
- カーボン紙やノーカーボン紙等の伝票類(一部可)
- 紙コップ等のワックス加工紙
- アルミ箔やビニールが貼ってあるラミネート加工紙
- 窓つき封筒やビニールが付いている手提げ袋
- 油紙、ロウ紙等の防水加工紙
- 合成紙、感熱発泡紙等の樹脂加工紙
- トレーシングペーパー
- 写真
処理の流れ
収集から処理まで安全第一のシステムです。
木下紙業がトラックで機密書類を回収し、そのまま提携先の製紙会社に搬入し溶解処理を行います。